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1.コーナーR寸法の設定のポイント

Ⅱ-ⅲ.加工コスト削減のポイント[ポケット加工編]

コーナーのR寸法を、R2のような場合などの小径のエンドミルを使用しなければならず、剛性の点から加工スピードを上げることが出来ず、加工に時間がかかってしまいます。

コーナーのR寸法をR2からR5に変更することで、エンドミルの剛性が格段に良くなります。それにより、加工スピードを一定以上で出すことができ、コストダウンにつながります。

小径のエンドミルの場合、R2とR5では剛性が大きく変わるため、ほんの少しの寸法差で加工スピードが大きく変ってきます。そのため、R寸法に細かな指定が必要ない場合は、できるだけ大きなR寸法を取ることがコストダウンにつながります。

Ⅱ-ⅲ.加工コスト削減のポイント[ポケット加工編]